少し前の事ですが新潟県燕市と三条市の視察見学へ参加させて頂く機会があり行って来ました。
金属加工産業の町として有名な新潟県の「燕市」と「三条市」です
新幹線の駅名が燕三条なので1つの市だと思っていましたが、2つの市を含む地域の総称でした
まず最初に【燕市産業史料館】へ訪問させて頂きました。

燕三条で産業として発展した洋食器やキセル、槌で打ち出しで作る銅器などの特産品が多数展示してありました。また、それらの特産品が燕市の地理的条件を背景にどのように発展していったのかの歴史を館の学芸員の斎藤さんから直接お話を聞かせて頂きとても勉強になりました。斎藤さんの話はとても熱くて話に吸い込まれていくような感じでとても楽しく学べました。











次は【武田金型製作所/MGNET】へ金型工場に見学行かせて頂きました

金型(かながた)を作っている工場なのですが、金型とは金属を加工したりプラスチックで形を作る時に上下に分かれてる金属の塊で挟む形で使用される工業用製品です。

金型には、今弊社のグループで取り組んでいるビジネスに関連していてとても興味があったので生で生産現場を見せて頂きとても貴重な体験をさせてもらいました。金属部品がどのように出来上がるか教えて頂きました。
↑の動画は、まるで文字が浮かんでくるように見えるマジックメタルです。こちらは岸田総理もこちらの工場に訪問して見たそうです。




次に行ったのが【SUWADA(諏訪田製作所)】の工場見学へ行ってきました

高級爪切りで有名でニッパー型刃物の製造に特化し、世界的に評価の高いと言われる「SUWADA」社へ。
2011年に拡大移転したという本社工場社屋は、レストランカフェや保育施設、ショップを併設していて、デザインがおしゃれで工場のイメージが変わりました。

黒は鍛冶屋の色だそうで、職人さんたちの制服もインテリアなども全て黒で統一されていてとにかくカッコ良かったです。
そのカッコ良さから地元の若者から就職先としても大変人気だそうで息の長い技術の育成が商品の更なる差別化に繋がっているようです。
働いてるスタッフの方々も本当に若い方や女性も多く皆様とてもイキイキと仕事に取り組んでいるのが感じられたのがとても印象的でした。
地元の若者から就職先として人気なのも本当に納得です!
百円ショップでも買える爪切りがある中で数千円〜一万円するは高級爪切りが売れ人気なのも本当に凄いと思いました。
工場は「Open Factory」として生産工程を見学出来る様になっていて、この日も観光バスなど多くの訪問者が来て見学後に高級爪切りをお土産に購入していました。
ただ工場としてで無く、観光地として人も沢山呼び込み地域に貢献している取り組みもとても良いと思いました。学びが多かった工場見学でした!







最後の訪問先は、日本を代表するアウトドアブランドの【snow peak(スノーピーク)】の本社へ


広大な敷地内に立つ本社社屋の周辺には実際にキャンプができるサイトが広がり、まさに「野遊びの聖地」という雰囲気。
スノーピークの初期の頃からのスタッフの久保さんにご案内頂き、スノーピークの歴史がわかるミュージアムやデザイナーなどが仕事をしているオフィススペースを見学させて頂きました










最後に最近オープンしたばかりというスノーピークのSPA施設でサウナに入らせて頂きました。大きな窓から絶景を眺めながらのサウナへ最高でした。時間の関係でゆっくりは入れなかったのですが、次回はゆっくり入れるスケジュールで行きたいと思います(^^)
今回の視察ツアーで沢山の貴重な体験と学がありました。現地で案内下さった皆様に改めて感謝です。
また、今回の企画をして下さりましたカヤックの皆様とご一緒させて頂いた皆様、本当にありがとうございました。
学んだ事、経験した事をしっかりと今後の自社のビジネスと自分の人生にいかしていきたいと思います!